20091228


船のでんきやの年末恒例「タル電池」作り!!

それって何!?と思われる方が殆どでしょうから説明すると

漁師は沖で網を仕掛けた場所に目印として
大きな発泡スチロールのブイをつけておくのですが、
昔は樽に竹竿をさしたものだったそうです。
その竿の先に夜でも目立つように取り付けたのが、タル電池!!
今でもそのブイのことを昔の名残で「タル」と呼びます。

最近では、閃光型のLEDなどに変わってきて殆ど使われないのですが
この漁師町では、正月は除夜の鐘が終わってから
裃に提灯という出で立ちでのお宮参りからはじまります。
その提灯の中に入れて蝋燭代わりに使っているのがこの「タル電池」
蝋燭と違って消える心配が無く、歩くと仄かな光がフワリフワリと
それはそれは風情がありますよ!!

いたってシンプルな造りなんですが、
乾電池を使わなくなったリアカーや自転車のゴムチューブを
細く切って固定し、一個一個豆電球とリード線を半田付けしていきます。
なにせ縁起物。半田付けのも気を使います。
これだけ手間とひまをかけて700円で販売してます(^_^;)
今ではこの漁師町の正月参りには欠かせないものになってます。

これを作りながら今年一年を振り返るんですが、
時々小学校の理科の実験が頭の中によみがえってきます。。。



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